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ホームページの月額レンタル契約中ですが、スマホで表示が崩れていて「修正は別契約」と言われました。直してもらうことはできるのでしょうか?

解答

直すこと自体は可能ですが、月額の範囲には含まれません。

月額レンタル契約の「月額」に含まれているのは、サーバーやCMSを動かし続ける作業です。デザインや表示の修正は、最初に作った状態を維持する話ではなく、作り直しの話なので、追加費用が発生します。

業者の判断ではなく、契約形態として、修正は月額の外側に置かれています。

なぜ「修正は別契約」になっているのか

月額レンタル契約には、保守と運営という2つの概念が混ざっています。やまだやではこの2つを分けて考えています。保守は、ホームページが動き続ける状態を保つ作業です。サーバー稼働、CMSの更新、SSL証明書の更新などが含まれます。運営は、ホームページを良くしていく作業です。修正、改善、追加、コンテンツ更新が含まれます。

月額レンタル契約の月額に含まれているのは、多くの場合「保守」までです。「運営」は別料金です。

ホームページを作った時点では、当時のスマホとブラウザに合わせた表示になっています。しかしスマホの画面サイズもブラウザも、毎年のように変わっていきます。3〜5年経つと、当時の前提が崩れて表示が崩れます。文字が画面からはみ出す、ボタンが押せない位置に重なる、画像が縦横比を保てない、横スクロールが発生する。こうした症状が積み重なります。

この「閲覧環境の変化への対応」は、構造的に「運営」の側に含まれます。月額の範囲外なので、追加費用が発生します。

修正コストは、契約当時と今では大きく違います

ここに、もうひとつの視点を足します。

スマホ表示の崩れを直す作業は、原因がHTMLとCSSのどこにあるかを調査し、修正コードを書く仕事です。この作業のコストは、契約当時と今では大きく違います。元のHTMLとCSSが手元にあれば、AIに渡すことで原因の特定と修正案の作成が短時間で進む環境になりました。

しかし月額レンタル契約の修正費用は、契約当時の手作業を前提とした金額で見積もられています。技術環境による合理化分は、業者側に残り、お客様側には還元されません。

「修正は別契約・別料金」と言われ続ける構造は、契約当時の作業コストを前提にしたまま動いている、ということです。

デメリット

スマホで表示が崩れている状態を放置すると、訪問者を逃します。

検索でホームページにたどり着いた人の多くは、スマホで閲覧しています。Googleもスマホ表示を基準にサイトを評価する仕組み(モバイルファーストインデックス)を採用しているため、スマホで崩れているサイトは検索順位そのものが下がる方向に動きます。

最初の画面でレイアウトが崩れていたら、内容を読む前に離脱します。お問い合わせにも来店にもつながりません。月額を払い続けながら、検索からの訪問者を逃し続けることになります。月額の意味が薄れていきます。

経営者ご自身はPCで自社サイトを確認することが多いため、スマホでの崩れに気づくのが遅れがちです。お客様から指摘されて初めて発覚するケースもよくあります。

修正費用を都度払っていくと、買い切りで作り直す費用に近づくこともあります。残りの契約期間と、修正の頻度と、修正の金額を並べて計算してみると、判断材料になります。

やまだやの考え

ホームページは作った瞬間から古くなり始めます。スマホの画面サイズが変わり、ブラウザが変わり、Googleの基準が変わります。何もしなければ、5年後には別物のように見えます。

ですから「作って維持する」だけの契約は、現状維持にもなりません。閲覧環境の変化に追随していない以上、徐々に劣化していきます。月額を払っているのに、ホームページとしての価値は下がっていく、という構造が起こります。

買い切り+保守契約であれば、保守と運営の両方を含めた契約設計ができます。やまだやでは、表示崩れのような閲覧環境変化への対応は、保守契約の範囲に含めています。年単位で発生する小さな修正は、月額の中で吸収する考え方です。

月額レンタル契約で「修正は別契約」と言われた時は、まず契約書を確認してください。月額に何が含まれていて、何が含まれていないか。それと、その契約が組まれた当時と今で、修正作業のコストがどう変わったか。この2つを並べて、月額の妥当性を判断する材料になります。

やまだやのセカンドオピニオン

スマホ表示の崩れと、修正費用の見積りを受け取って判断に迷われている方は、やまだやのセカンドオピニオンをご利用ください。

現在の表示状態の確認、修正費用の妥当性、残りの契約期間との費用比較、別の選択肢の整理を一緒に行います。やまだやで作り直すことを前提とした診断ではありません。